春は出会いの季節でもあれば、別れの季節でもある。
友人が、転勤で引っ越すという。
ガラにもなく見送りに行った。
会いに行けない所に引っ越すわけではないから、会いに行ける。
でもなぜか、自分を「切なさ」が支配していく。
友人が、花束をくれた。
なぜ自分なのかはわからない。

貰いものだが、持って行かないそうだ。
こう言うものに、非常に弱い。
完璧に「切なさ」に支配される。
影響されやすい性格なのだ。
友人が、次の場所へ旅立っていく。
涙は出ないが、なんとも言えない気持ち。
家に帰っても、「切なさ」が自分の中で渦巻いてる。
貰った花束を眺めているせいだろう。
でも花は、元気に咲いている。
こっちの気も知らず。

なんだか「切なさ」に浸っている自分が恥ずかしくなってきた。
春は別れの季節。
生きてれば、別れなんて何回でも経験する。
別れには、花がよく使われる。
でも花はいつも元気だ。
明日を見ているかのように、上を向いている。
そうだ。
花のようにいつも前を向くべきだ。
「切なさ」は必要だが、その「切なさ」は明日への力になる。
今日も、精一杯生きてみよう。
今日のマイベストショット

題:「春は別れの季節」
ps:笑けるwカッコつけすぎw