「今年はスタッドレス履き潰そう。」
そんな事ないですか?
我が家は、今年は交換せずスタッドレスタイヤを履き潰すつもりです。
でもスタッドレスタイヤって、冬用ですよね?
スタッドレスタイヤをオールシーズン使っていいのでしょうか?
少し気になったので、調べてみました。
スタッドレスとは?
そもそもスタッドレスって、どんなタイヤなのでしょう?
スタッドレスタイヤ(英: studless tire)とは、自動車が積雪路や凍結路などを走行するために開発されたスノータイヤの一種である。積雪路や凍結路の摩擦係数が低い路面で、普通のタイヤに比して駆動力や制動力をより大きく路面に伝える工夫がされている。従来のスパイクタイヤとの対比で、スタッド(スパイク)のないタイヤであることから、このように呼ばれている。スパイクタイヤの問題点を克服し、旧来のスノータイヤをスパイクなしでも問題なく運用できる性能とすべく開発された。
一般的な略称はスタッドレス。また豪雪地域を中心に冬季以外に使用する普通のタイヤ(ノーマルタイヤ)を夏タイヤ、スタッドレスタイヤを冬タイヤと呼ぶ。なおスタッドという略称を用いる地方もあるが、上記の通りスタッドは鋲の意味であり、それのないタイヤがスタッドレスタイヤであることから、字義的には矛盾している点に注意を要する。
wikipediaより
要するに、冬の路面用に開発されたタイヤですね。
一般の普通のタイヤより柔らかいため、グリップすると言う特徴もあるようです。
スタッドレスを夏も履き続けていいのか?
果たして、問題ないのでしょうか?
調べてみたら、問題ないと言うわけではなさそうなので、まとめてみます。
スタッドレスを冬以外で使用する際のデメリット
ハンドリングが重くなる。
スタッドレスは、柔らかい特殊なゴムを使用しています。
通常のノーマルタイヤに比べて柔らかいので、曲がるとき大回りになってしまいます。
雨の日の走行に注意が必要。
スタッドレスタイヤには深い溝と細かい溝が多く入っています。
溝がたくさん入っているので、よくブレーキが効きそうな気がします。
でもスタッドレスタイヤのゴムは柔らかいため、
細かく入っている溝が水圧に負けて変形しまいます。
そうなると、路面とタイヤの間の水を掻き出す力が弱まってしまいます。
それで、雨天時のスタッドレスタイヤは、水が溜まった路面で、車のコントロールがきかなくなる可能性が高くなると言う事です。
特に、高速道路や大雨の際の走行時は注意が必要になってきます。
燃費が悪くなる。
ノーマルタイヤと比べると、スタッドレスタイヤは約10%燃費性能が劣るといわれています。
何度も言いますが、スタッドレスタイヤのゴムはとても柔らかいため、路面によく密着します。
となると、路面の抵抗が大きくなりますよね?
ノーマルタイヤよりも多くの抵抗がかかるので、燃費が悪くなります。
そしてスタッドレスは柔らかいゴムを使っているので、重量が重くなるのでこれも燃費が悪くなる原因になります。
ブレーキの効きが悪くなってしまう。
スタッドレスタイヤのゴムは柔らかいので、ブレーキ時の力に負けて、溝が変形してしまいます。
それでノーマルタイヤに比べてブレーキの性能が落ちるので、ブレーキ掛けてから止まる距離が長くなってしまいます。
破裂の危険も高くなる。
スタッドレスタイヤを夏に履く場合は、破裂の可能性がどうしても高くなります。
真夏の炎天下での長時間の長距離の高速走行など、過酷な場面では、熱を持ちやすく変形しやすいため破裂する可能性も高くなります。
はじめて知ったオールシーズンタイヤと言う存在
オールシーズンタイヤって知ってましたか?
スタッドレスと一般のタイヤのいいとこ取りしたタイヤです。
チェーン規制(冬用タイヤ規制)の場合にも、走行可能な基準を満たしているタイヤだそうです。
今度はこれにしてもいいかなと思いました。
ただ雪道走行性能はそこまで期待できないようなので、とっさの雪に対応するためと言う感覚になると思いますが。
まとめ
こう見ると結構デメリットが多いですよね。
事故を起こすと、自分だけでなく、周りの人にも迷惑がかかります。
空気圧や、日々のチェックが必要になってきます。
ここはかなり自己管理が必要になってきますね。
僕も調べて、知らないことが多くありました。
気をつけていきたいと思います。
皆さんのカーライフの参考になれば嬉しいです。